私の職業をここで言うわけにはいかないのですが、

嬉しいことがあったので、例え話として記録に残させてください。


例えば・・・
失礼ながら料理人さんに例えさせていただきます。

料理人さんの世界のことちっとも知らないのに。


私は、例えるなら日本料理の料理人の資格を持っている。
でも今まで、フランス料理や中華の世界にいました。
それはそれで、とても学ぶものは多く、
私を成長させてくれました。

でも本当は資格を持っている日本料理がしたい！
それを極めて、いつかは店を開きたい。

再び日本料理の世界で修業するには
子どものことでフル活動することが出来ず
夢をあきらめそうになったりもしていました。

しかし、ずっと思い続けていたのもあって
色んなつながりから、もっともプロの日本料理人が揃う
割烹料理屋さんに出入りすることが出来るようになったのです。


そこにはテレビチャンピオン並みの職人が集まっていて、
資格だけのある私など雇うまでも無いのですが、
無報酬で学ばせていただけることになりました。

そう、無報酬です。

だから責任が無いため、ただただプロの技を見させていただき
ほかは皿洗いなど。

いつもいつも

そのくらいは私にも出来る・・・
と思っても、何かあったら・・・ということもあり
手出しは一切無かったのです。

それでもプロの一挙一動から学ぶことは多く
そこに居させてもらうことにありがたく思っていました。

ある日、そこの『店長』が
『ちょっと触ってみる？』と
また例えるなら、卵焼きの卵を触らせてくれたのです。
たかが卵焼き？
たかが卵？
いえいえ、私にとっては貴重な料理の大事な一つ。

そして『店長』の経験を踏まえた観察のコツ。。。
みたいな助言を手をとって教えてもらえました。

ありがたく、嬉しく、ありがたく・・・(T_T)


学生の時より、ずっと感謝の気持ちを持ちながら学ばせてもらう。

夢をかなえるためにはこの一つ一つが貴重です。

本当に嬉しかった。
この日のことを決して忘れないでしょう。



またその『卵』をいつも触らせてくれるわけではないのですが
それでもひたすら皿洗いや床掃除をしながら
プロの技を見させていただいています。


偶然にもその『店長』、
本当に偶然にも私の大学の先輩だったのです。
九州の同じ大学卒でした。

『社会に出て同窓生に初めて出会った！』
と言われましたが、私もそう。

ご縁と言うものはあるのですね。


割烹料理屋以外にも、その資格を元にした仕事は
いくつかあって、今日はこちら、明日は・・・
なんて日々なのですが、
夢の拠点のその割烹料理屋さん。

今日も自転車で通勤して来ました。

今日は料理人たちの出張のお仕事に同行させていただき
料理を食べた『お客さん』の感動の涙を見て、
私も感動の涙を流してきました。






ちょっと苦しい例えの話でしたが、遠くで見守ってくれている友人達！

そんな私、がんばっているからね！！